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Jw_cadとは? 現役CADオペレーター衆が体験談や作業の秘訣公開

『Jw_cad』とはcadデータの製作・編集・出力が出来るソフトです。この記事では『Jw_cad』の概略や特色について説明していきたいと思います。

『Jw_cad』とは?

メーカー名Jiro Shimizu & Yoshifumi Tanaka(開発元)
対応OSWindows
特徴Jw-CADは、フリーの汎用CADソフトです。
2Dとしてのみの機能であるため、高機能CADと比べて単純で分かりやすい概念のCADです。建築用CADとして扱うことが多く、手書きに近い感覚で書くことができます。
メリット・無償であるため簡単に入手できる
・直感的操作で使いやすい
・2次元図面を描くのに十分な機能を持ち合わせていて実務にも対応ができる
・国内建築業界でのシェアが多いのでデータの共有がしやすい
・AutoCADにはない日影図・天空率計算などの建築に特化した便利な機能がある
デメリット・画面構成が旧来のソフトを感じさせるままである
・修得環境が充実していないため、多くは独学で行う必要がある
・他ソフトと比べて2次元図面を作図する以外の広がりを求めにくい
Official SiteJw_cad

お薦めの書籍:
やさしく学ぶJw_cad 8
CADを使って機械や木工や製品の図面をかきたい人のためのJw_cad8製図入門

 

『Jw_cad』とは2D汎用cadデータを取り扱えるソフトです。

このソフトはフリーソフトとなっており、インターネット上から誰でも無料でインストール可能です。

取り扱えるファイル形式は「.jww」「.dxf」「.sfc」など幅広く、「.dxf」形式に関しては有料cadソフトの「AutoCad」でも互換が効き、フリーソフト中でも高い汎用性が魅力です。

『Jw_cad』作業前の基本設定

実際に操作する前に基本設定をしましょう。

デフォルトでも必要最低限に操作できるようにはなっていますが、これだけはしておいた方がいい設定を紹介します。

 

●矢印キーで画面移動
 →画面移動する際にマウスで行おうとすると縮小/拡大を繰り返さないといけない

 

●マウスホイールで画面の縮小/拡大
 →クリック操作でも出来るが圧倒的にこちらの操作の方が早い

 

●画面背景色の変更(デフォルトの白→黒)
 →個人差があるかもしれませんが、白だとどうも目が落ち着かないのでは?

 

 

白背景

 

 

黒背景

 

 

線をひいてみよう

それでは環境設定も整ったところで実際に図形を描いていきたいと思います。

STEP1. 下画面左上のように赤丸で囲んだブロックを左クリックします。

 

これで線をひける状態になりました。

STEP2. 任意の場所で左クリック、線をひきたい所で再度左クリックをします。

 

こんな感じで線がひけます。四角形や円形も簡単に作れるコマンドも便利です。

 

 

図形の「移動」「複写」をしてみよう

今度は実際に描いてみた四角形や円などの図形を移動させてみましょう。まずは実際に移動させたい対象を範囲指定します。

STEP1.「範囲」左クリック
STEP2. 範囲させたい始点を左クリック
STEP3. 終点までマウスを動かし左クリック ←これで範囲指定完了!
STEP4. 「移動」を左クリック ←指定した範囲がマウスの操作に伴い任意に移動する!
STEP5. 移動させたい場所で左クリック
STEP6. 移動完了

 

 

複写する場合は上記の「STEP4.」で「移動」ではなく「複写」を左クリックします。あとは全て一緒です。

「移動」と「複写」の違い
「移動」 対象がもともとの場所に残らない
「複写」 対象がもともとの場所に残る

 

 

文字を書いてみよう

ここまで図形作成と編集をやってきましたが、今度は文字を書いてみましょう。

STEP1. 「文字」を左クリックするとウインドウが出るのでそこに文字を打ち込みます。

 

 

 

 

この文字と図形との組み合わせでようやく図面らしくなってきます。

次に同じ内容の処理になりますが、操作の方法が違うクロックメニューを紹介します。

クロックメニュー

時計の文字盤のようなメニューをマウスで操作してコマンドを実行する機能です。

STEP1. マウスの左、または右ドラッグで時計のような表示が出てきます。
STEP2. 時計の時刻(位置)によってコマンドが違い、その位置でドラッグを離すとその位置のコマンドを実行します。

左クリックAM状態

 

右クリックAM状態

 

左クリックPM状態

 

右クリックPM状態

 

ドラッグのまま、この時計の中にアイコンを入れる度にAMとPMとを切り替えられます。

作成したデータの保存

ファイルから実際に作成したデータを保存しましょう。保存する際はcadデータの形式を選択して保存します。下記では「.dxf」形式で保存しています。

 

 

他に「.jww」形式など任意の形式を選択して保存することも可能です。

出力(印刷)してみよう

作成したcadデータはプリンタがあれば出力(印刷)する事が可能です。

 

 

最後に「印刷」をクリックするか、どこでも良いので作業領域内で左クリックするとその印刷範囲内のデータが出力されます。

まとめ

今回紹介した方法で、作図・編集・保存・出力までの一通りの操作が可能です。実際に使ってみるとわかりますが、フリーソフトとは思えないほど機能が充実しているので、しっかりとした図面を製作できる優れたソフトです。

 

もっと細かく、また効率的に綺麗な図面を描こうと思うと、一冊のテキストを熟読する必要があります。

 

私自身、はじめのうちは設計屋さんから送られてきた「cadデータ」の印刷を目的として使用していましたが、データの簡単な編集などをしている内に、みるみる使い込んでいくようになりました。

 

また、ここで説明したのはほんの触りの部分だけです。実際にCADオペレータとして図面作成をすると、おそらく途中でカベにぶつかりまくるでしょう。より効率よく細かで綺麗な図面を描こうとすると、教本のようなテキストを熟読することをおすすめします。

 

1冊ご紹介しておきます。

できるJw_cad パーフェクトブック 困った! &便利ワザ大全 (できるパーフェクトブック)

こちらを勧める理由は、実際に実践・練習を出来るように練習問題が付属されているからです。
建築関係、設備関係、機械関係、電気関係など図面と関わる機会の多い仕事を希望される方はフリーソフトである『Jw_cad』から慣れ親しんでいってはいかがでしょうか。
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