CADの資格を取得すれば、CADオペレーターとして働くことができます。
どの資格も国家資格ではありませんので、「資格がなければ、CADオペレーターの仕事ができない」ということではありません。けれども、CADの知識がなければできない仕事であり、経験も必要となります。そのため、資格を持っているということは「一定の知識がある」という証明になりますので、就職の際には有利になります。
まずは資格試験のために勉強してから実務に着いた方が、理解度も早くなるため、試験勉強も実際の仕事に生かせます。
CADオペレーターにはいくつかの資格があります。やりたい仕事でどのような知識が必要になるか調べてみると良いでしょう。その内容に合わせた資格試験に挑戦すれば、やりたい仕事に就職しやすくなります。
CADに関する資格をそれぞれ詳しく説明します。
Autedesk主催 Autodesk Master(オートディスクマイスター)の概要
試験名
Autedesk Master
試験内容
二次元CAD「AutoCAD」「AutoCAD/LT」や三次元CAD「Inventor」などを開発・販売し世界的なユーザシェアを誇るオートデスク社が、自社CAD製品の操作技術を認定するAD分野のベンダー試験。自社製品に特化し、具体的なCAD操作技法や作図能力はもちろん、トラブルシューティングや業務改善など、実践的な技術・技能について評価・認定します。
日本でも 2013 年から「AutoCAD 2013」認定資格試験が開始され、すでに多くのユーザーがこれを取得。キャリアアップに成功しています。コースは中・上級ユーザー向けの『オートデスク認定プロフェッショナル』と、学生や初級ユーザー向けの『オートデスク認定ユーザー』の 2 コース。
受験料
各オートデスク認定試験センター(ACC)にお問い合わせ下さい。
試験日時
試験はいつでも受験可能ですが、各試験会場により異なります。全国のオートデスク認定試験センター(ACC)にお問い合わせ下さい。
試験会場
全国のオートデスク認定試験センター(ACC)で受けることができます。
合格率
2003年度前期試験データ
受験者数 | 659人 |
合格者数 | 261人 |
合格率 | 43.6% |
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