製図を手描きする際に必ずと言っていい程使用されるのが、製図用のシャープペンです。ノートを書き留めるときに使う筆記具のシャープペンとはどこが違うのでしょうか?はじめて購入される方もユーザーの方にもおすすめしたい「製図用シャープペン」10選をご紹介いたします。
製図用シャープペンとは
製図を描くときに使用するシャープペンシルのことです。事務用品として販売されているシャープペンよりもボディが細く、ペン先が見やすいようになっています。芯の太さに合わせシャープペン本体も殆どの製品が0.02mm単位で販売されています。芯には製図用というものはありません。各メーカーの好みの硬度と太さでご使用いただけます。シャープペン本体の対応する太さと芯の太さが異なると芯が出てきません。必ず太さは対応したものを選びましょう。
製図用シャープペンを選ぶポイント
製図用シャープペンは線を引くことに特化して作られています。しかし、最近ではイラスト制作やノートを書く際に使用されている方も増えてきているようです。ぜひ、ご紹介する選ぶポイントを参考に自分にあったシャープペンを探してみてください。
太さで選ぶ
建築設計図や機械設計図はJIS規格によって、線の太さは0.13~2.0mmの間で描くことが決まっています。そのため、0.3mm・0.5mm・0.7mmあたりを持っていれば基準の太さに合わせて描き分けていくことが出来ます。この3本あれば図面の縮尺によってさらに細い線や太い線を求められたときには、力加減や重ね塗りするなどして調整することが可能です。
《0.13、0.18、0.25、0.35、0.5、0.7、1、1.4、2mm》
この線に近い太さの芯を選べば良いということが分かります。
持ちやすさで選ぶ
製図用シャープペンは本体が金属で作られているものが多く、重心がペン先に集まるよう設計されています。製図では長時間シャープペンを持つことが多いですので、やはり自分の手に合ったシャープペンでないと疲れてしまいますよね。ぜひ、これからご紹介するシャープペンをご参考に実際に試してみてください。
メーカーで選ぶ
製図用シャープペンを扱っているメーカーは沢山あります。その中でも特に有名なブランド名をご紹介します。各メーカーで手のフィット感や描きやすさなどに細部までこだわっています。シャープペンは特にグリップの感触や描き心地が製品により異なりますので、まずは色々なメーカーの製品を購入し比べてみるのも良いと思います。
・ロットリング (rotring)
・ドラパス(DRAPAS)
・ゼブラ(ZEBRA)
・ぺんてる (Pentel)
・ユニ(uni)
・パイロット(PILOT)
製図セットのおすすめランキング10選
【第1位】ステッドラーシャープペンシル、ナイトブルー、925シリーズ
「ステッドラー」のベストセラー商品です。金属製の本体のグリップには滑り止め加工が施されています。また、3つ爪で芯を支えてくれるため、芯の先がブレません。硬度表示の窓や、ノック部分に太さ表示があるため、シャープペンを使い分ける際も目的のものが見つけやすいです。
【第2位】【0.5mm】 ぺんてる/グラフペンシル(PG5-AD) 製図用シャープペンシル PG5-AD Pentel
「ぺんてる」のロングセラー商品です。ボディが細く、手に吸い付くようなグリップで長時間書いていても疲れにくいです。ペン先のホルダーが長く手もとの視認性も抜群です。ぜひ一度はお試しいただきたいシャープペンです。
【第3位】ぺんてるシャープペンシルグラフギア1000PG 1015 0.02インチ(0.5mm)
「ぺんてる」の製図文具ロングヒット商品です。太さは0.3~0.9mmまでの計5種類あります。ペン先の長さは4mmと長く、線を引く際に定規に当ってずれてしまうことも防げます。
【第4位】ZEBRA/ゼブラ製図用シャープペンシル フリシャ切替え機能付 テクトツゥーウェイライト 0.3
軸を振ると芯が出てくる「ZEBRA」の製図用シャープペンです。本体中央の軸を回すことで振っても芯が出てこないようロックに切り替えることもできます。ロック中は中に仕込まれている重りがペン先側に固定され、低重心で安定した線を引けます。
【第5位】DRAPAS 03303シャープペンシル、0.3mm
芯が潜り込みにくい「ドラパス」のシャープペンです。硬度表示の窓のみのシンプルなデザインです。グリップについた凹凸が滑り止めの役割を果たしています。お求めやすい価格の商品ですが、長時間使っても疲れない描き心地です。
【第6位】【芯径0.5mm】三菱鉛筆/製図用シャープペンシル シフト (M5-1010.26) (M51010.26)シルバー ON/OFFの切り替え可能な本格派製図シャープ! MITSUBISHI PENCIL
「三菱鉛筆」の振ると芯が出てくるシャープペンです。持ち運ぶ際は軸をねじることで長いペン先が本体に収納され、ノックがロックされます。ロック時にカラーで太さ表示部分が出てくるため、ペンを探すときの視認性も良い商品です。
【第7位】トンボ鉛筆シャープペンシルMONOモノグラフゼロ0.5ライトブルーDPA-162C
ノックの中にMONO消しゴムがついた「トンボ鉛筆」のシャープペンです。ペン先は確認しやすい4㎜の長さのホルダーになっています。ノック内の消しゴムは詰め替えが可能です。グリップには金属に滑り止めが彫り込まれています。
【第8位】パイロット シャープペンシル エススリーS3 05mm HPS-30R 5色5本組み 透明シース入り
一般事務の筆記具から製図用まで幅広くお使いいただける「PILOT」のシャープペンです。ペン先は金属で先端が長くつくられています。太さは0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mmと豊富なラインナップ。カラーも5種より選べます。
【第9位】パイロットS20シャープペンシル(0.3 mm)
「PILOT」の品のある木目が特徴のシャープペンです。ノックには硬度表示が付いており、見た目と機能性の両方を兼ね備えています。グリップ含め、ゴム素材が使われていないため劣化が少なく長くお使いいただけます。
【第10位】【rotring / ロットリング】500シリーズ メカニカルペンシル 0.35mm/0.5mm/0.7mm/シャープペンシル
製図する方には必須の太さ3本がセットになった「ロットリング」のシャープペンです。ペン先のみメタル製となっており、低重心を意識した本体です。4H~2Bまでの硬度表示の窓があります。グリップには滑り止めが付いています。