製図用コンパスのおすすめ人気ランキング17選【建築士が選ぶ】

今回ご紹介する商品は、図面を作成する際にぜひおすすめしたい「製図用コンパス」です。コンパスは学生の時に使用された経験がある方も多いと思いますが、任意なサイズの半径の円を描く事の出来る道具です。製図においても円を描くという事は重要な概念となっています。そこで購入する際のポイントと合わせて、「製図用コンパス」のおすすめ17選をランキング形式でご紹介します。

製図用コンパスの売れ筋チェック

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製図用コンパスとは

図面作成の際には円を正確に描くことが要求されますが、そんな時に有効活用できるのがこのコンパスです。円を描く箇所は替え芯のみをセッティングできるものもあれば、鉛筆そのものを交換するようなタイプのものもあります。また正確な円を描くためにはセッティングした半径長さをしっかりロックできるかどうか、も重要な要素です。製図用に限って言うと、それぞれの脚の中間で折れ曲がるようになっているタイプのものもあります。これは製図の精度向上を目的に、紙面に対して針や芯が垂直に接する機構になります。鉛筆などの筆記具そのものを固定するタイプもありますが（小学生の時に使用して馴染みがあるのはこちら）、精度的には少し落ちます。直接に芯が脚から発されているのと違い、鉛筆が固定ホルダーに固定されているので緩みがあるとそれが影響するためです。コンパスにおいて、きめ細やかな製図を心掛けるのであれば、「支点とそこからの距離で描く線を均一にする」という観点をおろそかにしてはいけません。コンパスの性能を理解して正しく使用することがとても大切です。

製図用コンパスの選び方

製図用コンパスはサイズ・素材・価格など製品によって違いがあります。大きさは手のひらサイズのものがほとんどですが機能として脚先をさらに開いて、描く半径を大きくできるようなものもあります。以下を参考にして様々な商品をチェックしてみてください。

【製図用コンパスの選び方1】サイズ

基本的にサイズは大きすぎるようなものは主流ではありません。なぜならその本体サイズはそこまで大きくなくとも半径の大きさは脚先の微調整や継脚機能を活用して大きい方にも調整できるからです。どのような内容で製図するかによりコンパスのサイズも検討が必要です。一般的によく使用する手のひらサイズのもの、また脚の拡張機能など非搭載の標準仕様でも半径150mm程度対応可能です。特殊仕様ではありますが、半径600mmなど非常に大きな円に対応しているものもあります。付属機能もよくチェックしましょう。

【製図用コンパスの選び方2】素材

金属製、真鍮製、プラスチック製などがあります。プラスチック製はお手軽に取り扱えますが、耐久面においては良くありません。円の描きやすさも軽いプラスチックよりは重量感のある真鍮などの方がしっかり押さえが効いて効果的です。その他、木製のものもあります。こちらは大型コンパスに使用されている事が多い材質です。大きくなればなるほど金属製では非常に重量感が出てしまうので木材を使用しています。教育現場など黒板で使用するなど特殊な場合でないと使用するケースは少なそうです。

【製図用コンパスの選び方3】価格

製図用三角定規の相場は1000円前後です。ただ、付属されている機能や素材次第によっては3000円以上のものも見受けられます。反対に、簡易的な製品は1000円もしない、若しくは100円ショップの文具コーナーでも見かけることがあります。大型コンパスに関しては10000円前後するものもありますが、用途としては学校で黒板を対象に使用するなど限定的なケースです。製図目的であればサイズにもよりますが2000～3000円程度を目安にして選定してみて良いのではないでしょうか。

【製図用コンパスの選び方4】メーカー

製図用コンパスのメーカーは、文具メーカーが販売しているケースが多いです。ステッドラーはドイツの有名な文具メーカ－であり、クツワも歴史ある総合文具メーカーの一つです。シンワ測定は文具メーカーではありませんが、その名の通り巻尺やマイクロメーターなどの測定器メーカーの大手です。聞きなれた歴史のある名前であれば、安心して購入できる一つの選定材料にもなるのでメーカーにも注目して選定してみましょう。

製図用コンパス購入者の口コミ

実際に製図用コンパスを購入・使用した方々から寄せられた口コミをご紹介します。描線の精度や耐久性、サイズ感など、商品ページでは分かりにくい使用感をチェックして、失敗しない選び方の参考にしてください。

針部分をカスタマイズできるプロ仕様ですね。本格的な人向けです。

学校で使うのは最低限の機能ですからね。技術者がたくさん生み出されるかもしれないし良い提案ですね！

口コミでは、描線の安定性・サイズ感・持ち運びやすさに関する評価が多く見られます。特に初めて製図用コンパスを購入する場合は、口コミを参考に、自分の作業環境や用途に合ったモデルを選ぶことが大切です。

製図用コンパスのおすすめ人気ランキング17選

精密な円や弧を描くために必要不可欠なのが製図用コンパスです。芯のブレにくさや安定性、操作のしやすさなど、細かい作業にこそ道具の性能が問われます。この記事では、建築設計や機械図面で活躍する高精度な製図用コンパスを厳選し、初心者からプロまで幅広く使えるおすすめ商品を人気ランキング形式でご紹介。選び方の基準や使い方のコツについても詳しく解説しています。

【第1位】初心者向け高精度｜AZNABLE シャーペンタイプ 製図用コンパス

シャーペンタイプで便利なコンパス
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第1位は『AZNABLE シャーペンタイプ 製図用コンパス』です。金属を使用しているので適度な重さがあり、円を描きやすく使いやすいコンパスです。専用のケースと替え芯用のケースも付いているので持ち運びに便利です。製図用としてはもちろん、学校や仕事などでもおすすめです。替え芯のサイズは2.0mmを選びましょう。

【第2位】分度器付き｜サムコス スプリング式 ディバイダー

広く活用できる
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第2位は『サムコス スプリング式 ディバイダー』です。粘着インクのペン先、プラスチックなどの非紙材料に図面を描くために使用する鉄針、鉛筆芯ペン先、3つのペン先を交換して使用することができる製図用コンパスです。また、工芸やアクセサリーのデザインなどにも重宝します。

【第3位】金属製＋専用ケース付｜Jimjis クリアケース付 製図用コンパス

スタンダード仕様で使いやすさが抜群
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第3位は『Jimjis クリアケース付 製図用コンパス』です。幅をしっかり固定できるので、描いている途中にぶれてしまったり、幅がかわったりする心配もありません。ギアー式により、針は替え芯の長さによって調整できるので便利です。専用ケース付きで、片付けも簡単です。小型な製図ツールとして、学校やオフィスでも製図に幅広く使われています。

【第4位】標準型で扱いやすい｜Folove 高精度 製図用コンパス

スクールでもオフィスでも
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第4位は『Folove 高精度 製図用コンパス』です。ギア式設計は、替え芯の長さによって針脚が簡単に調節可能で、ランダムな動きを防止することが出来ます。小型な製図ツールとして、学校でもオフィスでも製図に幅広く使われています。

【第5位】信頼の老舗ブランド｜ステッドラー プレーン式 製図用コンパス マルス

多用途に対応できるコンパス
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第5位は『ステッドラー プレーン式 製図用コンパス マルス』です。このコンパスは非常に多用途に適しており、大きな円を描く際には継脚で直径600mmまで対応可能です。また、オプションにはなりますがユニバーサルアダプタを付属する事により製図ペンを装着して使用することも可能です。

【第6位】軽量設計｜NUOLUX プラスチック製 製図用コンパス

軽量なポータブルコンパス
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第6位は『NUOLUX プラスチック製 製図用コンパス』です。こちらはみなさんが一般的にイメージするコンパスのフォルムを少し逸脱しています。しかしながら、このデザインが軽量で、かつポータブルな設計を実現しています。

【第7位】シンプル高精度｜ステッドラー 製図用コンパス 中型 マルス

精巧な円が描けるギア式を採用
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第7位は『ステッドラー 製図用コンパス 中型 マルス』です。こちらはシンプルなデザインで学生にも選ばれやすいコンパスとして、低価格ながらもきれいな円が書けるギア式を、採用中央部分に設けられたくぼみで開けやすく使い勝手も良いものに仕上がっています。

【第8位】スタイリッシュなデザイン｜ステッドラー 中車式 小コンパス

フルメタル製を採用
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第8位は『ステッドラー 中車式 小コンパス』です。使いやすさにこだわった中車式のスプリング小コンパスとしてコンパクトに持ち運べることが出来ます。素材はフルメタルを採用し重厚感が発揮されています。さらに継脚使用が可能となり大きな円を描く事にも適しています。

【第9位】継脚で自在調整｜ステッドラー 中車式 製図用コンパス マルス

フルメタル製を採用
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第9位は『ステッドラー 中車式 製図用コンパス マルス』です。第5位の製品とほぼ同仕様ですが、こちらはサイズが大型となっています。抜群のウエイトバランスを誇り、微調整が可能で安定に円を描く事の出来る中車式を採用しています。

【第10位】定規一体型｜ステッドラー 中車式 スクールコンパス

定規が付属されているセットコンパス
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第8位は『ステッドラー 中車式 スクールコンパス』です。こちらは定規付きのプラスチックケースが付属されていて、ペンケースがなくとも描きたい円の寸法決めが、これ一つあれば事足りてしまいます。

【第11位】極小円に対応｜クツワ STAD コンパス 鉛筆用

お手軽仕様のコンパス
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第11位は『クツワ STAD コンパス 鉛筆用』です。こちらのコンパスは線を引く部分が鉛筆を取付するタイプです。サイズも大きくなく複雑な機能も特にはありません。そのためコンパスを初めて購入される方などに向いています。

【第12位】安全設計｜クツワ STAD 安全コンパス ハリノック

ノックで針を出し入れできる
製図コンパスのおすすめ人気ランキング第12位は『クツワ STAD 安全コンパス ハリノック』です。こちらは中心となる針をノックして出し入れすることが出来る安全設計となっています。また、針そのものも短いので、ふらつかずに描きやすいコンパスです。購入の際には鉛筆タイプ、シャープペンタイプ、替え芯タイプと円を描く部分を選ぶことが出来ます。

【第13位】安全性重視｜ステッドラー 両脚針 製図用コンパス

針の先端はに安全性
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第13位は『ステッドラー 両脚針 製図用コンパス』です。針の先端は鋭利になっておらず安全安心設計です。また複雑な機能は一切付いておらず低価格コストに抑えられるメリットもあります。コンパスの導入編としては最適です。

【第14位】ペンホルダー付｜Hilitand スプリング コンパス

用途に合わせてサイズを選定できる
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第14位は『Hilitand スプリング コンパス』です。このタイプのコンパスは同じ仕様でサイズが直径50mm刻みで分かれています。最小サイズで100mm、最大サイズで300mmまで選ぶことが出来ます。サイズは多彩ですが、素材などのその他のスペックは同じなのでサイズ違いで数本持っておいても良いかもしれません。

【第15位】定番｜シンワ測定 スタンダードコンパス

スタンダード仕様で使いやすさが抜群
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第15位は『シンワ測定 スタンダードコンパス』です。幅をしっかり固定できるので、描いている途中にぶれてしまったり、幅がかわったりする心配もありません。付属の中継軸を使用する事により、最大半径約250mmまでの円作成が可能となっています。

【第16位】筆記具一体型｜クツワ 多機能 製図コンパス

コンパスのみならず筆記具に早変わりする
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第16位は『クツワ 多機能 製図コンパス』です。この製品は常時は支点に針を置く、よくあるシンプルなコンパスですが、その針部分を自分の脚に格納出来る機構になっています。この機能を使用する事により、当コンパスは一本の筆記具へと姿を変え、鉛筆のような感覚で字を書くことも出来るようになっています。

【第17位】インク対応｜ステッドラー インクタイプ コンパス

自由自在に均一な線を引くことが出来る
製図用コンパスのおすすめ人気ランキング第17位は『ステッドラー インクタイプ コンパス』です。このコンパスは替え芯や鉛筆などの筆記具を付属させるタイプのコンパスではなく、インクによる描画を目的としています。少し変わったタイプのコンパスですが、慣れると非常に美しくシャープな線を引くことが出来ます。使用後の清掃も非常に大切です。

製図用コンパスのおすすめ製品まとめ

この記事では、正確な円や弧を描くために欠かせない「製図用コンパス」のおすすめ人気商品をランキング形式でご紹介しました。芯の安定性、開閉の滑らかさ、パーツ交換のしやすさなどを比較した中で、第1位の「ステッドラー マルス コンパス 559」は、高精度な設計と耐久性でプロにも学生にも支持されています。曲線作図を多用する方には【製図用テンプレートの選び方とおすすめモデル】もチェックすると便利です。線引き精度を高めたい方には【製図用定規の選び方と使い方ガイド】、製図に必要な道具を揃えたい方は【製図セットのおすすめ一覧】も参考になります。コンパスの品質は製図の完成度に直結するので、自分の用途に合った1本を選びましょう。