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『AutoCAD』の使い方 | 外部参照を利用する

この記事では、AutoCADの基本的建築図面を作成する為の基本的な操作方法について説明します。今回は外部参照コマンドの利用方法を紹介します。

AutoCADを使用して作図をするのであれば、ぜひ利用したいのが外部参照コマンドです。しかし、内容の理解が難しい為、「よくわからないから利用していない」方も多いのではないでしょうか。今回の記事で、ぜひ外部参照コマンドの使い方を理解し、作図効率を上げてもらえればと思います。

 

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外部参照とは?

外部参照とは、今開いている図面に、別の図面をリンクとして挿入することを示します。リンクとして挿入する為、操作している図面そのものにはデータを持ちません。ですので、図面データを軽量化することが出来ます。

また、リンク元のデータを編集することで、リンク先のデータも自動的に更新される為、例えば平面図を外部参照とし、その上に記号等を記載していく建具表、外構図データを外部参照として、植栽計画図等、変更によって変わってしまう内容も、外部参照とすることで自動的にリンク先の図面も変更することが出来ます。

外部参照コマンドを利用する(XATTACH)

では、早速外部参照コマンドを利用してみましょう。その準備として、リンクとするAutoCADデータを用意する必要があります。今回は、画層1~画層4まで存在するテストデータを用意しました。既に別のAutoCADデータを持っている場合は、それを利用しても構いません。

画層(レイヤー)の設定方法は、別記事「レイヤーを設定する」をご覧ください。リンクするデータが用意できたら、新規のAutoCADデータを作成しましょう。

① フルコマンド「XATTACH」でコマンドを実行できます。エイリアス「XA」も設定されているので、そちらでも問題ありません。

 

② 参照ファイルを選択できますので、参照するデータを選択し、[開く]を左クリックします。

 

③ 外部参照するデータの尺度や角度を指定できる画面が開きますが、そのまま[OK]で問題ありません。

 

④ 左クリックで外部参照を挿入する位置を指定します。後からでも変更できるので、どこでもOKです。データをリンクとして挿入できました。

 

外部参照先のレイヤーを編集する

画層プロパティ管理画面を開いてみましょう。画面に表示されていない場合は、エイリアス「LA」で表示させることが可能です。使用頻度も高いので、常に表示させておくと良いでしょう。

さて、画層プロパティ管理画面を確認すると、外部参照先のデータのレイヤーには、レイヤーの名前の前に[外部参照]と記載されます。このレイヤーの表示・非表示等を編集できるので、参照先のデータで非表示にしたものは、レイヤー管理で切り替え可能です。

外部参照先のデータが更新されたら?

ここで、外部参照しているデータに線を加えて、保存してみました。

すると、リンク先のデータは更新されますが、自動的には更新されません。更新という操作を行う必要があります。この更新ですが、[外部参照パレット]で行います。パレットを表示させるには、エイリアス[XR]を入力します。

外部参照パレットを確認すると、外部参照しているデータに黄色い三角形マークが表示されています。これが、更新を表しています。

外部参照しているデータの名前の上で右クリックすると、再ロードという項目を選択できます。左クリックすることで、データが更新されます。

 

外部参照先のデータの保存場所が変わったら?

データを一旦閉じて、外部参照しているデータを別のフォルダに移動してみましょう。そしてもう一度図面データを開くと、外部参照している図面は消えて、文字のみに変わっています。

これが、外部参照先のデータが別の位置に移動していることを示しています。この場合、先ほどと同様に[外部参照パレット]を開きます。パレットの下方に[保存パス]という項目があるので、右側の[…]を左クリックすると、データのリンク先を新たに指定できます。

外部参照は、外部参照先の図面の名前が変更されるだけでも、同様に保存パスを修正する必要があります。ですので、より利用頻度が高い方は、[外部参照パレット]も常に表示させておくと良いでしょう。

外部参照の利用方法の紹介は以上となります。本サイトでは、AutoCADの様々な使い方を紹介していますので、他の記事もぜひご覧になってください。

 

 

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