この記事では、AutoCADの基本的建築図面を作成する為の基本的な操作方法について説明します。今回は画像およびPDFの挿入方法です。
画像を挿入する(ATTACH)
コマンドで説明します。画像を挿入するには、フルコマンド「ATTACH」を入力します。
エイリアスは設定されていませんが、頻度が高いコマンドではないので、特に設定する必要はないです。エイリアスの設定方法は、別記事「エイリアスを設定する」で紹介していますので、こちらもぜひご覧になってください。
さて、実際の建築図面では、案内図等に利用する為に、地図を挿入する場合が多いです。この手順さえ理解していれば様々な利用に応用可能です。
画像の枠を削除する (IMAGEFRAME)
先程挿入した画像を印刷プレビューで確認してみましょう。印刷プレビューの表示方法は、別記事「図面を印刷する」で紹介しています。印刷プレビューを確認すると、写真に枠が入っていることがわかります。
画像周りの枠ですが、場合によっては表示させたくないこともあるでしょう。さっそく枠を消す方法を紹介します。手順はいたってシンプルです。
これで枠が非表示となりました。印刷プレビューで確認しても、同じように枠は消えています。
PDFを挿入する(PDFIMPORT)
PDFを挿入するメリットは、PDFの種類によっては、線データをそのまま引き継げることです。もちろん、PDFの作り方によってあまりきれいにデータとして引き継げない場合もありますが、作図を進める下図として使い勝手が良い場合も多いので、やり方を知っておきましょう。
画像挿入とほとんど作業は同じです。
画像・PDFの挿入方法の紹介は以上となります。本サイトでは、AutoCADの様々な使い方を紹介していますので、他の記事もぜひご覧になってください。
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はじめて学ぶ AutoCAD LT 作図・操作ガイド
こちらの操作ガイド本は、基本操作から始まり、図面の書き方の前に図形の書き方や編集方法を学ぶことができます。何かをするためには、どんな方法、どんな手順があるのかをわかりやすく説明している本なので、自分が一番覚えやすい方法や使いやすい方法を選ぶことができます。AUTO_CADに始めて触れる方にはわかりやすい操作ガイド本になっています。
こちらのガイド本は、専門学校やスクール等でも参考書として使用されているため初心者の方にはオススメの1冊です。
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