建築図面トレース・青図・野帳のCADデータ化の外注・下請歓迎

『Jw-cad』の使い方 | ブロック化と消去・解除方法

ブロック化とは各パーツ(線や円、文字など)を一つの図形として扱う操作の事を指します。このブロック化を行う事で、ある一部分を不要に消してしまったりなどの誤操作を防ぐ事が可能になります。

 

また、複数のレイヤーに分けていた各パーツは一つのレイヤーに集約されることになります。

 

実際に下記の図面より説明します。

 

ブロック化してみよう

 

ある図形に対して普通に範囲指定をするとその指定範囲内にあるパーツが選択されます。例えば下の図形に対して左半分だけ範囲指定をしたとします。

 

 

 

上図のように選択されるのでこの状態で例えば移動コマンドを行うと、この選択された赤線のみが移動の対象となります。

 

この図形をブロック化して一つの図形としてしまうと上の操作でもパーツ個別に選択されることはありません。

 

では実際にブロック化の操作をしていきます。

 

先ずはブロック化させたい図形を範囲選択します。
(サンプル という文字も対象にするため右クリックで範囲選択します)

 

 

その上で「②BL化」をクリックするだけです。

 

そうすると、下の画面が出てきますのでブロック名を入力してOKをクリックします。(仮にブロック1と入力します)

 

 

これでブロック化は完了です。

 

 

上図のように見た目には特に何も変わりませんが、あるパーツだけを範囲選択したとしても、それは有効にならず全てを範囲選択して初めて一つの図形として選択されます。

 

つまり不用意にこの図形の一部分だけを誤って消してしまったりする事はありません。

 

また、それぞれのレイヤーで各パーツを作成していたので、ブロック化前には各レイヤーにデータが存在していましたが一つのレイヤーに集約されました。

 

レイヤー表示を見てみましょう

 

ブロック化前

 

ブロック化後

 

ブロック化前には⓪・①・②・③それぞれのレイヤーにパーツデータを存在させていましたが、ブロック化後に一つの図形とした後には⓪レイヤーに集約されました。

 

ブロック化後にレイヤーの集約が行われましたが、これを行わずもともとのレイヤーにパーツデータを残す場合には「BL化」をクリックした後に出るダイアログボックスで「元データのレイヤを優先する」にチェックを入れておけばOKです。

 

 

ブロック化された図形のブロック化解除をしてみよう

 

ブロック化した図形を元のそれぞれのパーツデータに戻すことも出来ます。やり方は簡単でそのブロック化された図形を選択して「BL解」をクリックです。

 

 

これでブロック化された図形データは解除され、それぞれのパーツデータに戻りました。ただし、もともとあったレイヤーに戻る事にまでは成りません。

 

「BL解」はブロック化された図形を選択して初めてクリック有効になります。

 

その他のブロック機能

 

「BL属」

ブロック化したときにも出てきたダイアログボックスが出現します。

 

 

チェックを入れてレイヤー管理をしましょう。

 

「BL編」

ブロック化した図形データの編集を行います。
下記のダイアログボックスが出現します。

 

 

ブロック名
ブロック化した際に設定したブロック名が表示されます。変更する場合は、名前を修正後「ブロック名変更」をクリックします。

 

今回はブロック図一つで説明してきましたが、ブロック図が複数ある場合はその変更の反映を全てに行うか選択したブロックにのみに行うかをチェックを入れて設定します。

 

「BL解」同様にブロック化された図形を選択して初めてクリック有効になります。

 

消去機能を利用しよう

 

作成した図形を消去するコマンドです。図面を作成していく中で必ずと言っていいほど使うコマンドです。ただ、基本的な使い方は左クリックor右クリックを使用していくだけで運用上は概ね済んでしまいます。簡単なので覚えていきましょう。

 

例えば下図の紫丸で囲んだ線を消していきます。(非ブロック図)

 

 

「消去」をクリックして消去コマンドにします。その後、消したい線上にて右クリックを実行します。

 

 

線全てを右クリックで消去しましたが、部分的に消去をする事が出来ます。

 

 

「赤丸」から「青丸」までを消去してみます。

 

 

「赤丸」及び「青丸」は端点なので、右クリックで始点終点を決定してみます。

 

 

その他消去の操作について

 

操作① 複数消去するパーツがある場合には一パーツずつ消していくと非常に時間が掛かります。そんな時は消去したい箇所を範囲指定してから「消去」をクリックするとその対象はまとめて消去されます。

 

操作② 文字は左クリックでは消えないので、右クリックで消去しましょう。

 

操作③ 消去しようとするパーツがブロック図形だった場合は「ブロック図形です」と表示が出て消去は実行されません。右クリックであれば消去出来ますが、ブロック図なのでその図形まるごと消えることになります。

 

 

タイトルとURLをコピーしました