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『Jw-cad』jw_cadとauto cad変換と拡張子

cadソフトを利用するにあたり、他者からそのcadデータを貰うケースがあります(または渡すケースもあると思います)。jw_cadで作成されたファイルであれば、問答無用でjw_cadから展開可能です。

 

ただし、jw_cad以外のcadソフトで作成されたファイルはそのファイル形式の相違で、jw_cadでは展開が出来ない場合があります。

 

その代表格がautocadとの互換です。autocadとはjw_cadと同様に建築・土木・機械関係に利用される事として有名な、有償の汎用cadソフトです。それであるために、やはりautocadのユーザーは非常に多くautocad作のファイルを渡されるケースは必然的に多くなってきます。

 

ここではそんなautocadから作成されたファイルをjw_cadで展開が出来るように、ファイル形式の変換について説明したいと思います。

 

jw_cadは使えるがautocadは使えない、という視点に基づいて説明します。

 

拡張子を確認しよう

cadに関わらずですが、開こうとするファイルが展開出来るかどうかはcadソフトがそのファイル形式に対応しているかどうかに依ります。

 

jw_cadとautocadではデータ保存する際にファイル形式を何にするかによって互換性が変わってきます。

 

jw_cadで作成できるファイル形式
「jww」「jwc」 「dxf」 「sfc」「p21」の5種類です。
autocadで作成できるファイル形式
「dwg」「dxf」

 

見ての通りdxf形式は両者共通ですがautocadの方はdwgが標準図面ファイル形式です。ただし、dxf形式においても作成が可能ですので、こちらの形式で保存してあげればjw_cadにおいても展開が可能です。

 

ですので、例えば他者からcadファイルをもらう際などで一番手っ取り早いのはautocadで作成されるファイルは「dxfで!」と注文を付けてください。jw_cadでの互換性が生まれます。

 

dwg形式ファイルを変換しよう

 

先述の通り、autocadで作成されたファイルをjw_cadでも展開できるようにするには最初からファイル形式を合わせてあげる事が一番早いです。

 

ですが、既にdwg形式でファイルをもらっている場合はどのようにすればよいでしょうか。

 

ここではdwg形式ファイルをdxf形式に変換するやり方を説明します。

 

dwg形式とdxf形式と両方とも展開可能なcadソフトでそのdwg形式ファイルを開いて、dxf形式で保存するという方法です。autocadであればどちらのファイル形式も開けるので、これで完結してしまいます。しかし、ここではautocadを利用しないという前提で説明します(autocadが使えるのであれば最初からそうすれば良いだけですしね!)。

 

Draftsightの利用

 

 DraftsightとはSolidwork社が提供する、autocadやjw_cadと同様に図形の作成が可能なCadソフトです。こちらはdwg形式を扱える上に、dxf形式への変換も可能です。

 

インストールはこちら

 

インストール手順の説明は省きますが、使えるようになったらあとは下記に沿って、
① dwg形式のファイルを開く
② 名前を付けて保存する(この際にファイル形式をdxfを選択)

 

 

枠で囲った形式がdxf形式です。

 

この中のいずれかを選択すればdxf形式での保存が完了です。

 

ただ、見てわかる通り、同じdxf形式でもいくつもバージョンがあります。cadソフトの年代やバージョンによっての違いです。場合によっては、同じdxf形式でも互換が出来ない可能性がありますのでその際は別バージョンにての保存をリトライしてみましょう。

 

「R12ASCII図面」であれば、経験上は問題なかったですね。

 

文字化けなど正常に変換できなかった例

 

 

また、このDraftsightは比較的お手軽に入手可能である事も推す理由の一つです。

 

実はこのDraftsigtは以前はjw_cadと同じように無償提供されているフリーソフトでした。フリーソフトであったために、個人的にも私はこのDraftsightを利用しての変換を頻繁に行っていました。

 

ところが2019年いっぱいを以てDraftsightは有償ソフトに切り替わりました。それでも30日間無料トライアルを経てからの有償ソフトへの移行となりますので、期間限定ではあるものの、無償でも上記の方法は有効です。

 

また、有償版へと切り替わったあとでもライセンス金額は比較的安価ではあるので、引き続きそのDraftsightを利用するのも手だと思います。

 

・Standard版:\10,900(税抜)/年間
・Professional版:\21,900(税抜)/年間
・premium版:\54,900(税抜)/年間

 

dwg形式のファイルを扱おうとすると、どうしても上記のようにjw_cad以外の何かしらのcadソフトを利用しないといけません。

 

本来の目的はdwg形式のファイルを編集・閲覧するためにdxf形式に変換するという意図で説明してきました。

 

但し、閲覧だけであれば無償提供されているフリーソフトがあります。DWG True Viewというアプリケーションを使いましょう。

 

インストールはこちら

 

あくまでも閲覧だけなので編集は不可ですが、中身の確認だけであればこちらの方が手っ取り早いです。

 

jw_cadの拡張子について

 

dwg形式とdxf形式の変換の説明の中でjw_cadで作成できるファイル形式を「jww」「jwc」「dxf」「sfc」「p21」と説明しました。今度はそれぞれの拡張子の意味について説明します。

 

・jww:jw_cad Windows版においての標準的なファイル形式。

 

・jwc:Windowsの前身であるDOS版jw_cadにおいてのファイル形式。
※WindowsはDOSの上位バージョンなのでjwc形式のファイルはWindows版で読込可能ですが、その逆は互換が不安定です。

 

・dxf:jw_cad以外でも使用できる互換性の高いファイル形式。

 

・sfc:SXFの一種。dxf同様、他のcadソフトでも互換性のあるファイル形式。
※SXFとは、異なるcad間でデータをやり取りする際の規格です。

 

・p21:SXFの一種。dxf同様、他のcadソフトでも互換性のあるファイル形式。

 

cadファイルとそれが作成されたcadソフト一覧を知りたい方はこちら

 

jw_cadで取り扱える基本的な拡張子は以上の5つですが、その他にも下記拡張子を目にする機会が出てくると思います。

 

・jw$:jw_cadにおいて自動保存された際に出来上がるファイルの拡張子。
※一定時間の経過で自動保存されます。

 
・BAK:cadデータのバックアップファイルの拡張子。
※古いファイルを上書き保存した際などに、その古いファイルを削除してしまうのではなくBAKという拡張子として別で保存されます。これをjwwに書き換えることで復元されます。

 

上2つはjw_cadの「設定」→「基本設定」から設定可能です。

 

 

 

・オートセーブ時間(1~1000分):入力された数字(分)の度に自動保存操作が行われます。

 

・バックアップファイル数:何世代前までバックアップを取っておくかの数字です。因みに2つバックアップをとると「BAK2」というように数字がくっついてきます。

 

cadファイルはとにかく作成されたcadソフトによって種類が変わります。簡単に変換・互換の利く環境にあれば良いのですが、そうではない際には何かと手間が掛かります。

 

特に自分が作成したcadファイルを他者に渡すときには、渡される側がどの形式であれば対応可能か、または何のcadソフトを利用されているのか予め聞いておくと親切だと思います。

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